平成29年03月16日の東京都福祉保健局の発表によりますと、「ヘルプマーク」の認知度が、前回調査時(平成26年10月22日~11月4日実施)から20ポイント上昇し、72.1%になったとのことです。
これは、平成29年1月27日(金曜日)正午から、平成29年2月9日(木曜日)正午までに行われた「障害及び障害のある方への理解」についてのアンケート結果です。
アンケート結果
「あなたは、『ヘルプマーク』について知っていましたか。」という質問に対し、「意味も含めて知っている」 が50.5%、「見たことはあるが詳しい意味は知らない」が21.6%で、合計が72.1%でした。(「見たことはなく、意味も知らない」が27.2%)
前回の調査(平成26年10月22日~11月4日実施)と比較し、ヘルプマークの認知度は、19.7ポイント増加しています。
【前回の結果】
「自分や身近な人が所持している(9.3%)
「意味も含めて知っている (24.2%)
「見たことはあるが、その意味など詳しいことは知らない(18.8%)
(出典:東京都ホームページ)
しかし、このアンケートの見方を変えますとヘルプマークの「意味を知らない」人がまだ約半数(48.8%)もいるということになります。また、導入して間もない他の府県では、さらにこのヘルプマークを知らない人の割合が増えるでしょう。ヘルプマークを導入していない県もまだまだあります。
ただ、今やヘルプマークは7府県で導入されており、ヘルプカードを配布している市町村も増えてきています。東京都はもちろん、全国的な認知度も今後さらに上がっていくことでしょう。